こだわりの商品を作る物語 すてきなお店の物語

COFFEE COUNTY

コーヒー豆の背景の物語まで届けてくれる久留米市の焙煎所。

福岡県久留米市。
市街地の中心から1~2本はずれた裏通り沿いに、古い建物の1階部分を改装し、静かに佇むコーヒーの焙煎所があります。

coffee county

近くを通りかかると、コーヒー豆の香ばしくふくよかな香りが漂ってくるほど。
店内の4分の1を占めるほど大きな焙煎機と、カウンターに並ぶいくつかの豆。
そして、コーヒーアイテムがいくつかと、とてもシンプルなお店です。

coffeecounty04

店主の森 崇顕さんは、コーヒー豆だけじゃなく、それを育てた畑、そこで働く人々に会いに、毎年産地に赴いています。
2013年にお店がオープンする直前には、ニカラグアの農園に住み込み、農作業に従事、コーヒー作りを根本から学んだそうです。
そうしたことで知った、豆以外のこと。
人々やその土地の暮らし、作り手の人柄やその土地の風土まで伝えていきたい。
そんな森さんの想いは、豆を取扱い、焙煎するコーヒーにきちんと表れています。
そして、それを伝える様に丁寧に書かれた豆のパッケージ、ボトリングコーヒー「cafevino」、お店のPOPなど。

coffee county

「コーヒーもワインのように作り手や土地が表現されるべき」

と、生みだされたcafevino
豆の特徴だけではなく、農園や働く人々の様子がボトルと共に届けられます。

cafevinoだけじゃなく、COFFEE COUNTYさんで焙煎されたコーヒー豆は、まるでワインのような味の説明がされています。
さらに、お店やイベントでは森さんが、その豆から出る味の一つ一つを説明してくれます。
コーヒーに詳しくなくても、淹れたてを飲んだ時、そしてゆっくりと冷めていくとともに変化していく珈琲を味わうことで、説明の通り様々な風味を口の中が感じていきます。
それはまるで、新しい「珈琲を飲む」という感覚を味覚と嗅覚が覚えていくようでした。
苦味とコク以外の甘味、酸味、そして香りの全てを味わうことができるコーヒー。

coffee county

森 崇顕さん:「僕はサッカーチームの監督のような存在です。」

毎年、同じ畑から同じ品質の豆が必ず出来るわけではありません。
その年、その年で出来の違う豆を、どう扱うかは監督の手腕にかかっているそうです。

「強い選手ばかりでも、上手く行かない時もありますよね。
 今のレアルマドリーみたいに(笑)
 どのポジションで使えば選手が生きてくるのかもあります。
 『日本代表』のようにチームは変わらなくても、試合に出る選手はその都度変わる。
 選手の調子を見て試合に使うか、どのポジションで使うかを決めるのが監督です。」

coffee county

そんな森さんとは、COFFEE COUNTYがオープンした直後にお会いし、「いつか一緒に。」と話していました。
ようやく、店舗bibliotic!がオープンし、オリジナルのブレンドでコーヒーを作ってもらえないか打診したところ、即答で快諾してくれました。

森さん「どんな感じが良いとか、リクエストをくれたら作りますよ。」
ちくちっく「本屋なので、本を読む時に飲みたいコーヒーを」

味のリクエストが来ると思っていたであろう森さんに、あまりにもザックリとしたシチュエーションのリクエストをしたスタッフ小川。
でも、森さんは爽やかにニッコリ笑って、本を読む時に飲みたい美味しいコーヒーを、bibliotic!用にブレンド&焙煎してくれました。

coffee county

「深煎り焙煎をすると、酸味がや風味が弱まり苦味とコクが増します。
 ブレンドをすると、豆本来の風味は弱まりますが、まろやかで飲みやすくなるんです。
 ブレンドして少し深めに焙煎した方がイイでしょうね。」

COFFEE COUNTYで、試飲した浅煎りのコロンビアやエチオピアのコーヒーは、いつものコーヒーより酸味が強く、黒糖やカシスの風味がくっきりわかるモノでした。
少し冷めるとその風味はよりはっきりし、コーヒーの持つ底力を教えてもらった感じです。
でも、コーヒーをじっくり楽しむというよりは、本を読みながら飲むコーヒー
美味しさはもちろん、飲みやすさや飲む人の顔が見えるコーヒーを誕生させてくれました。

coffee county
コーヒーに関するアイテムもお店では販売しています。

今年も新年早々からエチオピアへ旅立った森さん。
きっとまた素敵な出会いと共に、コーヒーの世界の魅力を深めて久留米に戻ってくると思います。


bibliotic! ORIGINAL BLEND COFFEE
COFFEE COUNTY FUKUOKA


coffee county
COFFEE COUNTY
〒830-0015
福岡県久留米市蛍川町10-5MAPあり)
TEL 0942-27-9499
OPEN 13:00 – 18:00
close 火曜

公式 website http://coffeecounty.cc

 


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¥1,300(税別)

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¥1,600(税別)

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¥1,600(税別)

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About the author

チクチック

地域・地方の魅力は、そこで暮らし営む「ひと」の魅力だと思います。
その魅力は日本中、世界中にありますが、まずは自分たちが暮らす福岡県ちくご地方に目を向けました。
そして、市町村単位ではなく、自分たちが日常的に気軽に行動できる、例えば車で1~2時間で移動出来るような、もっと感覚的に大きなエリア。
「自分の地元」と言えるようなエリアを自らの足を使って取材する形で発信しています。

地域の読みものとしてのWEBマガジン「チクチック」を担当している
オガワが取材に行ったり、イベントで見たり、お店で聞いたことを記事として書き留めてます。