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【筑後市】第2回 藍染め体験レポート

手織りの久留米絣工房「緒方絣工房」で開催された
AIGOTOさんによる第2回 藍染め体験のレポートです。

追加日まで定員に達した今回の藍染め体験。
「とても良かったから!」と、前回参加者の方も何名かおられたほど人気のワークショップ。

25日の水曜日。
それまで嘘みたいに暖かかった気候だったのに、急激に冬型になり冷え込みました。

AIGOTO 末續さん
「もう…すごい焦りましたぁ。なんで今日!?」

あまり寒くても暑くても藍の働きが悪くなり上手く染まらないので、常時17〜18℃に藍瓶の温度を保っている末續さん。
急に冷え込むから、慌てて暖房(電熱線で温めてます)を入れたそうです。

藍染め体験 AIGOTO
おかげで藍が活発になっている証拠の藍の華もこんなに!

藍染め体験 AIGOTO

藍染め体験 AIGOTO
前回の作品を見ながら、末續さんに相談して模様を決めていきます。
すごく悩む人も、あっさり決める人も、アイデアを練ってきた人も、それをあっさり変えちゃう人も(笑)

藍染め体験 AIGOTO
絞りが決まると工房へ。
初めて来る人からは、ここで1回目の歓声をいただきます。

藍染め体験 AIGOTO
薄い(古い)藍液から濃い(新しい)藍液へ。
徐々に回を重ねて濃くしていく方が深く綺麗な藍に染まるそうです。

藍染め体験 AIGOTO
その時の藍瓶の調子と、濃く染めたいかどうかを判断して末續さんが瓶の場所を支持します。
2〜3人に別れて染色スタートです。

水仕事が多いので寒い時は少し辛い作業ですが、藍瓶の中は温かいので少し驚く皆さん。
これは5月に参加された方も知らないことですもんね。

藍染め体験 AIGOTO
今回は季節柄か白地を沢山残す方は少なく、途中で絞りをほどいて、藍とブルーの組合わせをされる方が多かったです。

藍染め体験 AIGOTO
新たに「わり箸」という技法も生まれました!

藍染め体験 AIGOTO
この途中で絞りをほどくシーンも、毎回大きな歓声が上がります。
やっぱり何回見ても感動する瞬間ですね。

藍染め体験 AIGOTO
初日の午前の回だけ、小雨が降ってきてしまい残念ながら室内撮影。

藍染め体験 AIGOTO

藍染め体験 AIGOTO

藍染め体験 AIGOTO

藍染め体験 AIGOTO

藍染め体験 AIGOTO

藍染めを体験するだけじゃなく、「久留米絣の機織りの現場を垣間みたり」「藍の知ってるようで知らないこと」など、いろんなお話を聞けるのも絣工房で開催するワークショップの醍醐味の1つです。

AIGOTO 末續さん
「タデ科のスクモを発酵させて藍菌を育てるスクモ師さんという方からスクモを買って、藍を育てているんです。
まるでサウナのような部屋で水をかけ続けて藍菌を発酵させる大変な仕事なんですよ。
そのスクモ師さんもどんどん減ってきている。スクモを作る人も減ってきていますね。
藍がなければ久留米絣は出来ませんから。
久留米絣を受継ぐと言っても、1つの仕事を受継げば成り立つわけじゃないんですよねぇ。」

直接聞かなければわからないことを聞けて、その世界を体験できる場に携われて本当に嬉しいです。
どうしても設備上、一度に沢山の方に体験していただくことは出来ませんが、出来るだけ沢山の人々に体験していただけるよう続けていければと思います。

次回は初夏。お楽しみに!


・体験レポート「久留米絣の工房で藍染めをする。」
・イベントレポート「久留米絣の藍瓶で藍染め体験」
第1回 藍染め体験のレポート


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藍染めストール cm

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チクチック

地域・地方の魅力は、そこで暮らし営む「ひと」の魅力だと思います。
その魅力は日本中、世界中にありますが、まずは自分たちが暮らす福岡県ちくご地方に目を向けました。
そして、市町村単位ではなく、自分たちが日常的に気軽に行動できる、例えば車で1~2時間で移動出来るような、もっと感覚的に大きなエリア。
「自分の地元」と言えるようなエリアを自らの足を使って取材する形で発信しています。

地域の読みものとしてのWEBマガジン「チクチック」を担当している
オガワが取材に行ったり、イベントで見たり、お店で聞いたことを記事として書き留めてます。