こだわりの商品を作る物語 伝統を継ぐ物語

柏原幸栄堂

「水引(みずひき)」を知ってもらう、とっかりとして。

福岡県久留米市、大正13年から続く柏原幸栄堂。
三代目でご主人の柏原健二さんは伝統工芸で高級なイメージの水引細工を日常に取入れてもらおうと、日用品として売るアイデアを出しました。

水引 細工

一番幸せな顔をしている瞬間を見れる仕事

和紙をこより状にした飾り紐=水引(みずひき)。
現在でも結納など儀式の際には欠かせないこの水引を柏原幸栄堂では、柏原夫妻の2人で手がけています。
水引の仕事を「お祝い事の仕事」と、お二人は口を揃えます。

柏原美佐子さん:
「うちは、(水引を)納めるところまでするんですね。
 花嫁さんの家まで行くと、お2人の表情を見れるから。
 いちばん幸せな顔ですよね。
 だから、こっちも幸せオーラをもらえるんです。
 毎回納める度にそう思います。
 それが、この仕事をしてて一番うれしい事ですね。」

水引 細工

そんな結納など、儀式的な存在の水引を日常で身近な存在にしようというのは、健二さんのアイデア。

健二さん:
「水引で大きく華やかな作品を作る事も出来るが、あまり大掛かりなアート作品より、ふつうの、簡単に毎日使える商品がイイと思って。
それで、喜んでもらえれば…」

そんな思いから、箸置きやアクセサリーなどが生まれました。

美佐子さん:
「こういうアイデアを出すのは、いつも主人なんです。私は作るだけ(笑)」

水引 細工

水引細工で使われる道具もお手製のものがほとんどです。

「これは、松の葉などを作る時に使う道具です。
 それぞれの代で違います。じいさんのが一番良い感じです(笑)」

水引 細工
水引をクルクル巻く道具。これもお手製。

水引 細工

あわじ結び

「『あわじ結び』っていう基本の型があるんです。
この「あわじ結び」さえ習得すれば、後は応用で色んな型が出来るようになるんですよ。」

水引 細工

紐とはいえ、元は和紙なので折り目がついたりして角が出来てしまったり、ゆるかったり始めはなかなか難しかったそうです。

「縁起ものですから、『一度失敗したものは絶対に使ってはいけない』とお義母さんから教えていただきましたね。」

水引 細工
色や閉め具合、繰り返しの変化で様々な形になっていく水引。


柏原幸栄堂
福岡県久留米市三潴町田川6-1(MAPあり)

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柏原幸栄堂の品を全国へお届けいたします

水引の箸置き【小5個入り】
¥1,200(税別)

お買いもの

水引の箸置き【中5個入り】
¥2,000(税別)

お買いもの

水引の箸置き【大5個入り】
¥2,800(税別)

お買いもの

水引のブックマーカー(2本セット)
¥650(税別)

お買いもの

水引の しめ縄 -粋-
¥2,500(税別)

お買いもの

水引の しめ縄 -凛-
¥2,700(税別)

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About the author

チクチック

地域・地方の魅力は、そこで暮らし営む「ひと」の魅力だと思います。
その魅力は日本中、世界中にありますが、まずは自分たちが暮らす福岡県ちくご地方に目を向けました。
そして、市町村単位ではなく、自分たちが日常的に気軽に行動できる、例えば車で1~2時間で移動出来るような、もっと感覚的に大きなエリア。
「自分の地元」と言えるようなエリアを自らの足を使って取材する形で発信しています。

地域の読みものとしてのWEBマガジン「チクチック」を担当している
オガワが取材に行ったり、イベントで見たり、お店で聞いたことを記事として書き留めてます。