おいしいお店の物語 町を楽しくする物語

ムトー商店

コーヒーとおやつとお土産と。柳川が好きになるお店です。

ムトー商店

武藤素子さんが1人で営む柳川の小さなお店「ムトー商店」。
コーヒーの香りが漂う小さなカフェの様な店内の一角には、海産物から手ぬぐいまで柳川と柳川近辺の商品がならび、窓際のカウンターには柳川やちくごの情報誌、武藤さんのオススメの漫画や本も並んでいます。

武藤さん:
「お土産(雑貨)屋をしたかったんです。
 コーヒーは… あだち珈琲で働いてたから(笑)」

ムトー商店

フレンチプレスからエスプレッソまで、香り高い本格的なコーヒーを提供しながら、そう控えめに話す店主の武藤さん。
大学生時代に働いていた雑貨屋さんの一角に駄菓子コーナーがあり
「駄菓子屋なら元手もそんなにかからず始められそう」
と、卒業後に駄菓子屋を始めたそうです。
その名残は今のムトー商店内にもチラホラ。
チョコレートや焼き菓子、アイスキャンデーなども売っていて、お母さんがコーヒーを買うのについてきた小さい子ども達も目をキラキラさせて店内を見て回っています。

武藤さん:
「駄菓子屋をやめて、バイトを探していたらあだち珈琲さんに
 『じゃぁ、ウチで働けば?』って誘われて働いてました。
 漂流して行き着いた先がココなんです(笑)」

ムトー商店

武藤さんが働いていたあだち珈琲さんで、ノムケン(野村建設)さんと出会い、ニコパンの美香さんとも出会いました。
「当時ヒマだった(笑)」ノムケンさんに「お店をやるから」とお願いしたら、施工を引き受けてくれたそうです。
店内は、武藤さんもペンキ塗りを手伝っています。

武藤さん「それがノムケン流(笑)」

ムトー商店

店内のテーブルや椅子などのインテリアもノムケンさんが手がけました。

武藤さん
「入口の所にガラガラーって閉めるシャッターつけたいって言ったら、『えぇっ?』って顔されて、『この外観に?』って(笑)
『それだったら、僕が造ります!』って、雨戸のようなものを造ってくれたんです。」

ノムケンさんのこだわりのお店は、ニコパン美香さんがムトー商店を見てノムケンさんにお願いしようと思ったほど。
武藤さんの淹れるコーヒーを店内でゆっくり飲む時、それが1人であっても、家族連れでも、友人同士でも…
優しい木の温かみと日差しが包み込んでくれる店内です。

ムトー商店

ムトー商店には、柳川をはじめ近辺のお土産がそろっています。
それに柳川のパン屋IMUSTANさんの焼き菓子、オリジナルを含め多種多様な手ぬぐいも。
そして、1人でゆっくりコーヒーを飲みに来た人が読める本や漫画が数冊置いてあります。
漫画が大好きな武藤さんのセレクトは、お兄ちゃんの影響で少し(かなり?)上の世代の漫画も。

「実はこっそり、同じ趣味の人を捜しています(笑)」

小さい子から年配の方まで。ご近所の方から、遠方からの観光客まで。
お土産を買いにきたり、コーヒーを飲みにきたり、お菓子を食べにきたり、のんびりしたり…
「流れ着いただけ」と笑う武藤さんのお店は、柳川の人々の居場所の1つになっていました。


ムトー商店
〒832-0032
福岡県柳川市新町37(MAPあり)
TEL 080-4280-6107
OPEN 10:00~19:00  不定休

公式ブログ/Twitter @mutoushouten
店休日などはツイッターやブログでご確認ください。

駐車場あります。

 


インスタグラムではイベントのオフショットも載せてます!

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About the author

チクチック

地域・地方の魅力は、そこで暮らし営む「ひと」の魅力だと思います。
その魅力は日本中、世界中にありますが、まずは自分たちが暮らす福岡県ちくご地方に目を向けました。
そして、市町村単位ではなく、自分たちが日常的に気軽に行動できる、例えば車で1~2時間で移動出来るような、もっと感覚的に大きなエリア。
「自分の地元」と言えるようなエリアを自らの足を使って取材する形で発信しています。

地域の読みものとしてのWEBマガジン「チクチック」を担当している
オガワが取材に行ったり、イベントで見たり、お店で聞いたことを記事として書き留めてます。