おいしいお店の物語

中華そば おさみ その2

厳しい時代を経て、中華そば屋として地元の人に愛されだした転機とは‥

地元である うきは市に新しく「中華そば おさみ」をOPENさせた直後、知合いやFacebookなどから来てくれた人たちが一段落し、来客が厳しい時期を迎えたという店主・鹿田さん。
そんな時期を乗越え、今のように地元の人たちに愛され、時に行列ができるお店になるきっかけとなったのはテレビ出演だったといいます。

「テレビはすごかったですね。
翌日にはお客さんが3倍になってました。
もちろん、福岡市内や遠方から来られるお客さんも多かったのですが、一番デカかったのは地元の人たちに知ってもらえたことです。
テレビで『うきは』って出てたら、やっぱ地元の人は見ちゃうんですよね。」

地元の人たちにテレビを通じてお店の存在を知ってもらい、食べに来てもらえたことで、日常的に通ってくれるお客さまが増えたそうです。

中華そば おさみ
入口横の券売機でメニューを選ぶ前払い方式。

「中華そば おさみ」がオープンして2年ちょっと。
最近、定休日を水、木曜日に増やしたそうです。

「週一の休みを隔週で2日に増やしてみて、いけるな‥と思ったんで、2日定休にしました。
1日だけだと、仕込みだけで終わってしまう。
こんなことできなかったですよ。2日あるおかげです(笑)」

ベトナムごはん Ne’-neさんで飲みながら取材してます。(その1参照

「一生懸命やるのは当然ですが、楽しくない仕事の仕方はいかんと思ってます。
続かないし、楽しくなさそうに仕事してるお店に誰も来ないでしょ?」

仕込みに1日。
もう1日は長くお店を続けるためだと鹿田さんは熱く語ります。
仕事を楽しく続けて、より良いものをお客様に届ける。
それが、鹿田さんの考える「ラーメン屋の哲学」の1つでした。

中華そば おさみ

鹿田さんは現在、仲間うちの楽しみのためにスペイン料理にも挑戦してるそうです。
(※お店のメニューではありません)

鹿田さん:「今、パエリアに挑戦してるんです。
パエリアは奥が深い!パエリアの本を3冊くらい買っちゃいましたよ。
パエリアのこと考えて1週間寝てないですからね!」

友人ケンジさん&鹿田さんのお母さん:「いや、それはない。」

鹿田さん:「たしかに、寝てはいた。でもずーっとパエリアのこと考えとるよ!」

中華そば おさみ

専門外のことにも本気で取り組む鹿田さんをよく表すヒストリーを、テカラ美香さんに教えてもらいました。

「鹿田さんはね、小学校の時、野球がしたかったんだって。
でも、その時『キャプテン翼』が流行ってたからサッカー部に入って。
中学生になって今度は『スラムダンク』が流行ったからバスケ部に所属して。
高校生になって野球部かと思いきやJリーグが流行ってサッカー部に戻ったって。」

割と、流行に流される鹿田少年だったようです(笑)

「で、大学でやっと野球が出来るようになって、『やっぱり野球が好きだった』んだって(笑)すごいよね〜。」

美香さん曰く、どんなに軽い動機で始めてもキッチリそこで全うする鹿田さんの姿勢が素晴らしい。と。

美香さん:「でね、最近は錦織選手に影響されてテニス始めたんだよぉ。」
ケンジさん:「いの一番にやめたけど。」
鹿田さん:「テニスは面白くなかった!」

中華そば おさみ
中華そば、冷やしつけ麺、まぜそばといったメニューも慢心せず、常により美味しくなるよう挑戦してるそうです。

鹿田さん:
「結構ハンパな気持ちでいろいろやってたんですよね。
超飽きっぽいですし。
でもその中で、初めて本気でやろうと思えたのがラーメン屋ていう仕事やったんですね。
幸いまだ飽きてないです(笑)」


中華そば おさみ
福岡県うきは市吉井町1242-1-6MAPあり)
TEL:0943-75-2372
OPEN:11:00~15:00/17:00~21:00
定休日:水、木曜

駐車場:店前の郵便局の隣に無料駐車場があります。

 


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About the author

チクチック

地域・地方の魅力は、そこで暮らし営む「ひと」の魅力だと思います。
その魅力は日本中、世界中にありますが、まずは自分たちが暮らす福岡県ちくご地方に目を向けました。
そして、市町村単位ではなく、自分たちが日常的に気軽に行動できる、例えば車で1~2時間で移動出来るような、もっと感覚的に大きなエリア。
「自分の地元」と言えるようなエリアを自らの足を使って取材する形で発信しています。

地域の読みものとしてのWEBマガジン「チクチック」を担当している
オガワが取材に行ったり、イベントで見たり、お店で聞いたことを記事として書き留めてます。