こだわりの商品を作る物語 伝統を継ぐ物語

【内野樟脳】道具の物語

歴史の教科書に出てこない戦争にまつわる小さな物語。

内野樟脳さんで、今も使われている大きな鉄の丸カッター。
物語の中で「戦前から80年以上使われている」と紹介しましたが、不思議に思った方もおられるのではないでしょうか。
太平洋戦争末期、資源のなかった日本はお寺の鐘や仏壇の鈴まで「貴重な鉄だ」ということで没収されていたと云われています。
そんな時代にこんな大きな鉄の丸カッターは、どうやって没収を免れたのでしょうか??

内野樟脳

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実は、戦争当時「樟脳オイル」はガソリンとして使われていたそうです。
飛行機を動かす大事な燃料を作るための大事な鉄のカッターだから、没収されなかったそうです。

樟脳も、江戸時代には金・銀に次いで外貨を稼いでた日本を代表する輸出品。
「樟脳がなければ日本の近代化は20年遅れてた」と云われるほどだそうです。

日本の歴史の大きな動きの端の端の端の物語。
でも、その小さな物語が欠けてたら、歴史は大きく違っていたかも知れません。
そんな物語を知ることが出来るのも、歴史あるモノを生産者の皆さんが守り続けてくれてるからなんです。

上記の写真は、「物置から出てきたのよ。」と内野和代さんが見せてくれた
内野樟脳初代が使っていたというカマ。(木の柄に名前が彫ってました)
昔は、これで大きな樟(クスノキ)を細かく削っていたそうです。
これも、没収されなかった貴重な道具です。


内野樟脳の物語
内野樟脳の物語 その2


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About the author

チクチック

地域・地方の魅力は、そこで暮らし営む「ひと」の魅力だと思います。
その魅力は日本中、世界中にありますが、まずは自分たちが暮らす福岡県ちくご地方に目を向けました。
そして、市町村単位ではなく、自分たちが日常的に気軽に行動できる、例えば車で1~2時間で移動出来るような、もっと感覚的に大きなエリア。
「自分の地元」と言えるようなエリアを自らの足を使って取材する形で発信しています。

地域の読みものとしてのWEBマガジン「チクチック」を担当している
オガワが取材に行ったり、イベントで見たり、お店で聞いたことを記事として書き留めてます。