すてきなお店の物語 町を楽しくする物語

ウメノ雑貨店

終戦後、闇市から市場へ。かつて賑わっていた「土橋市場」をまた賑やかにしたいな…と密かな想いを持つ雑貨店。

ウメノ雑貨店

福岡県八女市街地、白壁の町並みの外れにひっそりと昭和の面影を色濃く残す「土橋市場」。
ご年配の方々が遠い目をして「(昔は)賑わっていた‥」と口にするも、かつての面影は薄く人通りの少ない界隈にオープンしたウメノ雑貨店。
店主・梅野望美さんの旦那さん・達典さん(ウメノ商店店主)が仕掛けるオリジナル商品をはじめ、こだわりのセレクト雑貨、アンティーク雑貨が並んでいます。

土橋市場

土橋市場

まるで、昭和の時代から時が止まってしまったかのような場所。
奈良時代からの古い歴史を持つ土橋八幡宮の境内にある、全国でもとても珍しい市場なのです。

望美さんは八女育ちですが、「店を始めるまで全く知らなかった場所」と言うほど、近年は荒びれてしまい同じ八女市民からも忘れられていた場所だったそうです。

望美さん:
「母の世代は(土橋を)よく知っていて、印象は良くなかったみたいです。
『お店を土橋市場に出す』と母親に報告したら『なんでそんな場所に!?』と云われたくらい(笑)」

ウメノ雑貨店

この土橋市場は終戦後に闇市として栄え、昭和20年あたりより市場となり、駄菓子屋や乾物屋、魚屋に八百屋まで軒を連ね、八女の衣食住のうち「食」をまかなっていた場所だといいます。

2012年、ウメノ雑貨店が土橋市場にオープン。
そして、+10さん、sugar tree さんと少しずつ新しいお店も増え、2014年3月には不定期イベント「土橋事変」もスタートしました。
「また賑やかにしたいな…」と密かに思っている梅野さん達です。

ウメノ雑貨店
「日常生活で使いやすいか?」という目線でも吟味された商品が並びます。

ウメノ雑貨店
達典さんが生み出した八女市非公認キャラ「お茶るさん」も今や八女の愛されキャラに。

「ここに店を出すことに不安がなかったワケではない」と望美さんは言いました。
でも、達典さんの「土橋市場がイイ」という言葉を信じ、3年目。
土橋市場に新しいお昼の店も増え、「土橋事変」は通路いっぱいの人が集まるイベントとなりました。

土橋事変
土橋事変 其の壱〜裏蚤の市〜

お茶るさんのLINEスタンプを作った時も、冊子「YAMEBOJOU」を創刊した時も、いつも一番喜んでるファンは望美さんのように思います。
お店の商品セレクトも、望美さんが本当に良いと思ってるのが伝わるモノが揃っています。
マジメで正直な小さな雑貨店がある土橋市場は、遠方からのファンや近所の人たち、いろんな人に愛されて且つての賑わいが戻りつつあります。

ウメノ雑貨店
+10さんと共に1周年を祝ったクッキーを同じ土橋市場の sugar treeさんより。


【主催イベント】
・土橋事変
土橋事変 其の弐
土橋感謝祭
土橋事変 其の参




ウメノ雑貨店
ウメノ雑貨店
※2016年5月1日移転いたしました
〒834-0031
福岡県八女市本町173(MAPあり)
TEL 0943-24-9993
WEBサイト:http://dobashi-market.com
Facebookページ

OPEN 11:00~16:30
定休日:日曜、水曜定休

About the author

チクチック

地域・地方の魅力は、そこで暮らし営む「ひと」の魅力だと思います。
その魅力は日本中、世界中にありますが、まずは自分たちが暮らす福岡県ちくご地方に目を向けました。
そして、市町村単位ではなく、自分たちが日常的に気軽に行動できる、例えば車で1~2時間で移動出来るような、もっと感覚的に大きなエリア。
「自分の地元」と言えるようなエリアを自らの足を使って取材する形で発信しています。

地域の読みものとしてのWEBマガジン「チクチック」を担当している
オガワが取材に行ったり、イベントで見たり、お店で聞いたことを記事として書き留めてます。